サルベーションマウンテン(Salvation Mountain)ってご存知ですか?
何もないカリフォルニアの砂漠の真ん中に突然現れるカラフルな山で、日本語に直訳すると「救済の山」と言います。
芸術家レオナード・ナイト氏が、何もない砂漠に30年かけて作成した色とりどりの芸術作品です。
テーマがキリスト教の「神様の愛」というだけあって、いたるところに「GOD IS LOVE」の文字が見られ、愛に溢れたとってもカラフルでアートな場所。
かなりインスタ映えしそうな場所で、

周りには本当に何もなくて、本当にただ走る走る。その途中でこんな砂漠もありました!!
サルベーションマウンテンの見どころ
こちらがサルベーションマウンテンのメインとなるところです。高さ15メートル、横幅46メートルだそうです。


ポストもカラフル。



そしてこの看板がお出迎え。




レオナード・ナイト氏って誰?
1931年にバーモント州で生まれたレオナード氏は元軍人で1967年に突然神様の啓示を受け、始めは熱気球を上げて人々に「神様の愛」を示そうとしたそうですがうまくいかず、セメントを使い丘を作り、それをペイントすること思いついたそうです。
レオナード氏は、2014年に他界されています。
これがレオナード氏が作品を作るために過ごしていたトラック。電気も水道もエアコンもない環境の中このトラックで生活していたそう。過酷すぎますね!!
サルベーションマウンテンへの行き方
サルベーションマウンテンはLAから車で片道3時間、San Diegoから片道2時間半、アリゾナ州Phoenixから片道4時間のカリフォルニア州Niland(ニランド)というところにある観光地です。
何もない道をひた走る感じになり、公共の交通機関はないので観光客はレンタカーを借りるかツアーを利用することになります。
サルベーションマウンテンの周囲には本当に何もないので、レンタカーで行く場合はガソリンをきちんと補給してください。
またアメリカは右側通行になるので、運転には十分注意してください。
またサルベーションマウンテンは砂漠の中にあるため、乾燥しており夏場はかなり暑くなります。十分な飲料水を持ち、帽子や日焼け止めなどの暑さ対策、またこまめな水分補給は絶対にお忘れなく!!
入場料は無料ですが、ボランティアで維持管理されているそうで駐車場の近くに寄付を募る箱が設置もされています。

また山の上まで登れますが、指定されたところからしか上に行くことはできません。また足場が良くなく滑りやすいので運動靴がお勧めです。
サルベーションマウンテンは、人を引き付けて止まない一見の価値ありのアート作品です。
カリフォルニアに観光行く際には、サルベーションマウンテンもぜひ候補地に入れてみてはいかがですか。