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【ブラタモリ】岡山・桃太郎!吉備津神社や楯築遺跡、鬼ノ城へ(11月30日)

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2019年12月1日追記しました。

2019年11月30日土曜日19:35~20:15にNHK総合で放送されるブラタモリは、「岡山~”岡山といえば桃太郎”なのはナぜ?~」がテーマです。

タモリさんとNHKの林田アナが、岡山の桃太郎伝説を探ります。

岡山では、空港や病院、保育園、鉄道、マンションなど街中いたるところに桃太郎が溢れています。

JR吉備線は2016年から桃太郎線になってます!!
タモリさんは、吉備線が桃太郎線になったことを認めがたい様子でした。(笑)

岡山市では、毎年8月に5,000人が鬼にふんして踊る「おかやま桃太郎祭り」も開催されています。

案内人は、岡山出身の歴史学者・磯田道史さんです。
磯田さんは、国際日本文化研究センター准教授で、歴史に関する本も多く出されています。

桃太郎伝説は岡山だけでなく、別の地域にもあるが岡山が一番有名なのだそう。
磯田氏によると、発祥の地は不明で全国に数十か所の桃太郎伝説があり、室町時代に話の原型ができ江戸時代に広がったという。

なぜそれが「岡山」なのか。

岡山には、「桃太郎と鬼がいた」という信じがたい痕跡が残されており、また岡山には「桃太郎、鬼、桃、犬、サル、キジ、鬼ヶ島」の全てがそろっているのです。

岡山名物「きびだんご」のナゾを探る!

タモリさんたちは、お土産屋さんでお店特製の「きびだんご」を試食します。

お土産屋さんのきびだんごの種類も様々で、レモン味、白桃味などもあります。

きびだんごは、穀物の「キビ」が入った団子。
古くは一般庶民の食べ物だった。

きびだんごが岡山名物になったのは、昔の岡山の呼び名「吉備の国」と「穀物のキビ」をかけて、駅で売り出したのが始まりなのだそう!

タモリさんたちが試食をしたお土産屋さんは、吉備津神社のすぐそばにあります。
その名も「桃太郎」

住所:〒701-1341 岡山県岡山市北区吉備津915

 

【ブラタモリ】岡山・吉備津神社で桃太郎の正体を探る

 

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吉備津神社の社号標は、岡山出身の第29代総理大臣・犬養毅の筆で書かれています。
犬養毅の名前に「犬」が出てくるところに、桃太郎伝説と何かの縁を感じます。

吉備津神社は、1500年以上の歴史があり、本殿と拝殿は国宝になっています。

第7代孝霊天皇の第三皇子「吉備津彦命(きびつひこのみこと)」を主祭神としており、桃太郎のモデルになったと言われています。

「平賊安民」=賊(鬼)を倒し、人々に平安をもたらしたという意味の看板も掲げてられています。

吉備津神社の宮司・藤井さんに、保存されている室町時代の古文書の写しを特別に見せてもらえると言われた時の、案内人・磯田さんの喜びようが面白かったですね!!

古文書には桃太郎そっくりな鬼退治の物語あり、鬼は身長一丈三尺(4m)で額には角のようなものがあり、炎を吐き近隣の山々を焼き岩も投げるとの記載も!

「吉備津彦命(きびつひこのみこと)」は天皇から鬼退治を命じられて、現在の奈良県から派遣されてきたのです。

古文書の中には、犬、サル、キジについても以下のような記載がありました。

  • サル=岩や枯れ木の枝に手をかけたり、動きが速い忍者のような、「ささもり」
  • 犬=犬を飼育し狩猟や守衛をして仕える犬養部という集団の1人「犬養武(たける)」
  • キジ=百里を飛ぶことができる、「留玉臣命(とめたまのみこと)」

 

 

吉備津神社へのアクセス

吉備津神社は、岡山駅からJR吉備線(桃太郎線)で4駅のところにあります。

公式HP吉備津神社
住所〒701-1341 岡山県岡山市北区吉備津931
アクセス
  • 吉備津駅から徒歩10分
  • 岡山ICから車で15分

 

【ブラタモリ】岡山の楯築遺跡で鬼との戦いを探る

楯築遺跡は、住宅街の中にある弥生時代の墳丘墓で、大吉備津彦命が矢を防ぐために岩を楯にしたという伝説があります。
楯築遺跡は2世紀後半の弥生時代の吉備の首長のお墓で、前方後円墳の原型だと言われています。

磯田さんはここでもテンション高めで、タモリさんたちより先に行ってしまいました。(笑)

タモリさんも楯築遺跡だと分かったら、「見たいと思ってた!」と、磯田さん同様テンションが上がってました。

楯築遺跡の不思議な石が並べられている空間は、祭祀を行うためだったと考えられています。

https://twitter.com/AoyM55/status/1200728811769221121?s=20

「古墳のモデルが楯築遺跡だということは、巨大な勢力が吉備の国にあったのでは?」と、タモリさんは予測しました。

土地を守る御神体として「石」が祀られており、不思議な文様や顔のようなものが刻まれていました。

吉備の国が力を持つことができたのは、海の近く位置しており海外からの最先端文化が入ってくる主要な場所だったからなのです。

昔の港の近くから、桃の種が9,000個以上も見つかっていているそうです。

 

中国の思想の影響で、桃には「魔よけの力」があると考えられ、祭祀に使われていた。

桃太郎伝説は、「強力な力を持った吉備の国=鬼 VS ヤマト政権=桃太郎」の構図になることで生まれ、その後吉備の国は勢力をそがれていってしまいます。

 

楯築遺跡へのアクセス

 

HP楯築遺跡(倉敷観光WEB)
住所〒710-0833 岡山県倉敷市庄新町
アクセス
  • 岡山自動車道岡山総社ICから約15分
  • 倉敷駅からバスで25分

 

【ブラタモリ】岡山・鬼ノ城の石の秘密とは

総社市でタモリさんたちは田んぼを散策し、そこに古代の土塁が作られていることを知ります。
そこで山の上にある鬼ノ城を発見します。

土塁の跡は、鬼ノ城(鬼ヶ島)のゲートだったそうです。

鬼ノ城(きのじょう)は、岡山県総社市にある古い時代の山城で、国指定史跡・日本100名城にも選ばれています。

鬼ノ城もヤマト政権が守りを固めるために、西日本各地に作らせた城の一つだと考えられています。

しかし鬼ノ城は、日本書紀などに登場しないことから詳しいことはわかっていない、謎の多いお城なのです。

 

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タモリさん一行は、鬼ノ城に行く途中にある花崗岩に注目します。

鬼ノ城一帯は花崗岩地帯になり、鬼ノ城を語るうえで重要になるそうです。

鬼ノ城は標高400m、周囲208kmが土塁や石垣で囲まれています。

鬼ノ城の土塁は花崗岩が風化してできた真砂土、石垣は花崗岩で出来ていました。
大量の真砂土や花崗岩が近場で効率よく調達できたことが迫力のある鬼ノ城に繋がったのだそう。

また鬼ノ城内に、花崗岩や花崗岩から二次的に出来るアプライトも使用した敷石をすることで、水に弱い真砂土を崩れにくくしていたそうです。

鬼ノ城は広大で、現在でも史跡の調査や整備が行われておりますが、西門が復元されています。

 

鬼ノ城へのアクセス

 

HP鬼ノ城(総社市観光ナビ)
住所〒719-1105岡山県総社市黒尾1101-2
開館時間9時~17時(入館は16:30まで)※月・年末年始休
アクセス
  • JR吉備線服部駅から徒歩70分(5km)
  • JR総社駅からタクシーで約20分
  • 車で、国道180号の国分寺口交差点から北へ約6km
駐車場ビジターセンターに約70台

 

【ブラタモリ】吉備津神社で鳴釜神事を体験

鬼の鳴き声で吉凶を占うという「鳴釜神事(なるかましんじ)」を、アシスタントの林田アナが体験します。

鳴釜神事とは、吉備津彦命にお願いしたことが叶えられるかどうかを釜の鳴る音で占うものです。

祈祷ではなく占いのようで、鬼が吉備津彦命の夢枕に立ち「難儀か災いごとがあれば占おう」と告げたそうです。

鬼は死後、桃太郎の使いとなっていました。
吉ならば鬼の声が聞こえるが、鳴かない日もあるそうです。

鳴釜神事は、阿曽女(あざめ)が窯の中にお米をふり、鬼の声で吉凶を占う

林田アナのお願いは、抽選も外れてしまっている「東京パラリンピックを会場で観戦したい。」でした。

林田アナの結果はどう出るんでしょうか。

「低音のソ」で鳴いていました。

林田アナは後日当選したそうです!!すごいですね!!

ヤマト政権に倒されはしたが、地元の人々は鬼も信仰の対象として大事にしており、その証拠に、吉備津彦命が祀られている本殿の隣に古くからも鬼も一緒にまつらてれいます。

鬼もまた桃太郎とともに、吉備の国を豊かにしてくれた英雄だったのです。

2019年11月30日土曜日にNHK総合で放送されるブラタモリ「岡山~”岡山といえば桃太郎”なのはナぜ?~」、
詳しいことが分かれば追記します。(追記済)

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

 

 

 

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